ポルシェ世界販売、911 新型が40%増と牽引…4月実績

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ポルシェは15日、4月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、4月としては過去最高の1万2588台。前年同月比は7.2%増となった。

4月実績は、世界の全エリアで販売台数が増加。中でも欧州が最も好調で、13.1%増の4682台。これは、地元ドイツが21.5%増の1850台と大きく伸びたのが大きい。

また、北米は前年同月比4.4%増の3983台。このうち、米国は3437台を売り上げ、前年同月比は8.4%増となった。一方、アジア太平洋地域は3.7%増の3923台にとどまる。これは、これまで好調だった中国が、0.9%増の2338台と低い成長率になった影響だ。

モデル別では、『カイエン』の人気が最も高く、6037台を販売。新型『911カレラ』も売れており、4月は前年同月比40.4%増の3123台を登録。このうち、米国が1127台と3分の1以上を占める。

ポルシェの2012年1-4月世界販売は、前年同期比12.6%増の4万3141台。同社のベルンハルト・マイヤー取締役は、「4月の過去最高の販売実績は、2018年の成長計画達成への着実な一歩。今後も安定した成長を維持していく」と述べている。

《森脇稔》

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