トヨタ自動車が2002年まで販売していたスポーツカー、『スープラ』。同車が、ハイブリッドで復活するとの情報をキャッチした。
これは3日、米国の自動車メディア、『モータートレンド』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「スープラ後継車はミッドシップの3.5リットルV6エンジンが後輪を駆動し、インホイールモーターが前輪左右を駆動するツインモーターのハイブリッドになる」と伝えたのだ。
この情報が正しければ、トヨタはホンダが『NSXコンセプト』で提示したハイブリッドと、同様のシステムを開発していることになる。
NSXコンセプトの「スポーツハイブリッドSH-AWD」は、ミッドシップに置かれたエンジンが後輪を駆動し、フロント左右のインホイールモーターが前輪を駆動するシステム。ホンダの場合、エンジンをアシストするモーターも存在するから、3個のモーターという点がトヨタ方式との大きな違いだろうか。
これまでにも、幾度となく浮上していたスープラ復活説。スポーツカーにも環境対応が求められる時代だから、スープラが復活するとすれば、ハイブリッドなどの技術が採用される可能性は高そうだ。