23日、中国で開幕した北京モーターショー12。ポルシェのブースでは、『カイエン GTS』がワールドプレミアを飾った。すでにポルシェは、『パナメーラ』に「GTS」グレードを用意。カイエンGTSの考え方もこれと同じで、『カイエン』シリーズの中で、自然吸気エンジン搭載車の最強グレードに位置付けられる。カイエンGTSのベースは、『カイエンS』。4.8リットルV型8気筒ガソリンエンジンには、専用チューンが施され、最大出力420psを獲得する。これは、カイエンS比で20psパワーアップした計算だ。トランスミッションは8速ティプトロニックS。カイエンGTSは、0-100km/h加速5.7秒、最高速261km/hのパフォーマンスを実現する。0-100km/h加速はカイエンSよりも0.2秒速く、最高速は3km/h上回る。外観は、『カイエン ターボ』に準じた仕上げ。大きく口を開いたフロントバンパー、張り出したフェンダーアーチやサイドスカート、大型ルーフスポイラーなどにより、迫力が追求された。足回りは専用のセッティング。カイエンSよりも車高を24mmローダウン。PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントシステム)が標準装備されている。
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