クライスラーグループのジープブランドは23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、コンセプトカーの『ラングラー・ドラゴン』を初公開した。
同車は、ジープ『ラングラー』の4ドア車、「アンリミテッド」をベースに開発された中国専用のコンセプトカー。車名が意味する通り、2012年が辰年であり、龍が中国のシンボルであることにちなんだ特別なラングラーだ。
注目は、ボンネットから車体側面にかけて描かれたブロンズゴールド色の龍。まさに、龍が躍るかのような迫力を醸し出す。ボンネットは表面だけでなく、裏側にも龍を描くこだわりようだ。インテリアにも、ダッシュボードのトリムパネルなどに龍が描かれた。
このラングラー・ドラゴン、北京モーターショー12の段階では、あくまでコンセプトカー。クライスラーグループは、「需要が大きければ、中国市場で発売する」と説明している。