18日、アウディがイタリアの二輪メーカー、ドゥカティの買収を発表。これを受けて、ドゥカティとパートナーシップ契約を結んでいたメルセデスベンツの高性能車部門、AMGはこの契約の解消を宣言した。
これは19日、AMGが出した声明の中で明らかになったもの。AMGは声明の中で、「ドゥカティがライバル社に買収された現在、もはやAMGとドゥカティの間にいかなる協力関係も存在しない」と、パートナーシップ契約の終了を宣言したのだ。
またAMGは、「我々はドゥカティの買収には全く関心がなかった」と説明。さらに、「AMGの企業精神はプレミアムパフォーマンスカーの開発と製造であり、今後もこの点に全てのエネルギーを注いでいく」とコメントしている。
AMGとドゥカティは2010年末から、両社のスポーツイメージをクロスさせたマーケティング活動を展開してきた。このパートナーシップは、2年半で終了することになる。