アウディは18日、中国で23日に開幕する北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、『RS Q3コンセプト』を初公開すると発表した。同車はアウディのSUV、「Qシリーズ」の入門車、『Q3』の高性能バージョンを示唆した1台だ。アウディは2012年1月のデトロイトモーターショー12に、『Q3ヴェイルコンセプト』を出品。今回これを一歩進め、ほぼ市販版のQ3の高性能モデルを北京モーターショー12で披露する。RS Q3コンセプトは、『RS4』、『RS5』、『RS6』など、高性能シリーズの「RS」ファミリーの一員を名乗るだけに、パワフルなエンジンが搭載される。心臓部に収まるのは、『TT RS』や『RS3スポーツバック』と基本的に共通の2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ「TFSI」ユニット。最大出力は360psを引き出す。トランスミッションは、7速Sトロニック。駆動方式は4WDのクワトロ。CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)の積極採用による軽量化の効果もあって、0‐100km/h加速は5.2秒、最高速は265km/hの実力だ。内外装は、RSファミリーらしい演出。専用フロントグリル&バンパーやスポイラー、デフューザー、20インチタイヤ、ナッパレザー&アルカンターラのシートなどが、スポーティな雰囲気を醸し出している。
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