GMの欧州部門のオペルは、3月6日にスイスで開幕するジュネーブモーターショー12において、『アストラOPC』をワールドプレミアする。
同車はオペルの欧州主力コンパクトカー、『アストラ』の高性能バージョン。OPCとはオペル・パフォーマンス・センターの意味で、オペルの英国ブランド、「ボクスホール」からは『アストラVXR』のネーミングで投入される。
アストラOPCは、「歴代アストラで最もパワフル」をテーマに開発。専用チューンが施された直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力280ps、最大トルク40.8kgmを絞り出す。
この結果、最高速は250km/hに到達。オペルによると、歴代アストラでは到達できなかった高速域に、足を踏み入れることが可能になったという。
パワーアップに対応して、サスペンションやブレーキは強化。内外装は専用ボディキットや軽量バケットシートなどにより、スポーツ性が強調されている。