全体相場は小反発。1ユーロ=100円台にユーロ高・円安が進んだことを受け、主力株への買いが先行。もっとも、高値警戒感も強まり朝高後は伸び悩みに転じた。
平均株価は前日比19円43銭高の8785円33銭と、昨年11月4日以来2か月半ぶりの高値水準で終了。もっとも、取引は低調で東証1部の売買代金は再び1兆円を割り込んだ。
出遅れ感の強いセクターが物色され、自動車株は総じて堅調。トヨタ自動車が73円高の2793円と反発。日産自動車も4円高の721円と小反発した。スズキ、ダイハツ工業、マツダ、日野自動車、三菱自動車がしっかり。
一方、ホンダは朝高後2円安の2671円と小反落。大手証券が米国市場での販売回復見込みなどから投資判断を引き上げたが、チャートなどテクニカル面の過熱感から利益確定売りに押された。
いすゞ、富士重工がさえない。