富士重工業は、モータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)を通じて、2012年シーズンのグループNカテゴリーに『インプレッサWRX STI』でPWRC(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権)に参戦するユーザーを支援すると発表した。
「2012SUBARUチャレンジアワード」を設定し、インプレッサWRX STIで参戦するユーザーの活動を支援する。アワードでは、2012年シーズンPWRCの各ラリーと2012年シーズン通期で上位3位までに入賞したドライバーを表彰するとともに、賞金を付与する。
対象となるドライバーは、PWRCに年間登録されているドライバーと、事務局が認めたスポット参戦ドライバーで、併設の地域、または国内選手権参加ドライバーを除く。こうした活動は、2011年シーズンに続いて2年目。
グループNカテゴリーは、車両改造範囲が厳しく制限されているため、ベース車両の性能が重要な要素となるカテゴリー。市販車に近い状態で競われることから、初級者でも参加できるモータースポーツカテゴリーとして人気で、インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジやFIAプロダクションカー世界ラリー選手権などが有名。