スバル『BRZ』は、トヨタとの共同開発により誕生した、スバル初の小型FRスポーツカーだ。ボクサーエンジンを核とするスバルのパワートレーン技術の特徴を活かし、徹底的な低重心化を図ることで、扱いやすくスポーティなハンドリング性能を手に入れた。
トヨタ『86(ハチロク)』とは兄弟車にあたり、エンジン、ボディなど基本構造は共通。一部装備や走りの「味付け」部分で若干の違いがあるという。
エクステリアデザインでは、フロントグリル形状が、86は台形であるのに対し、BRZはスバル車のアイコンでもある六角形を採用。これにともない、フォグランプ形状も異なるデザインとなっている。
さらにBRZでは、ヘッドライトユニットの中に「コ」の字型のラインを取入れ、『インプレッサ』や『レガシィ』でお馴染みの「ホークアイ」デザインを強調する。またフェンダー部分のアクセントも、エアアウトレット風のデザインを採用し、スポーティなイメージを高めている。
ボディサイズは、全長4240×全幅1775×全高1300mm、ホイールベース2570mm。低重心を強調するロー&コンパクトなスタイルを実現している。