【東京モーターショー11】日産 PIVO 3…EVだからできた

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日産 PIVO 3
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日産自動車が第42回東京モーターショーに出品する近未来のスマートな都会派EV『PIVO 3』は、PIVOシリーズの最新型にあたるコンセプトモデルである。

「サイズと、3人乗りのレイアウトはすべてのPIVOに共通です」というのはグローバルデザイン本部プロダクトデザイン本部プロダクトチーフデザイナーの井上真人さん。そして、「PIVOらしさは何かというと、コミューターとしてのミニマムフットプリント(俯瞰で見たときの面積の少なさ)にあります」と話す。

この3人乗りというレイアウトはEVだからこそできたものである。これまでも、3人乗りという前提でゼロからプロジェクトをスタートするものの、必ず現在のレイアウトに落ち着いてしまった。

その理由は、「EVはエンジンに比べモーターが非常に小さくなるということが原点です。そこで、ドライバーが中央に座れれば、左右前輪の間に入れます。要は、人をより前に出すことが出来るのです」。ドライバー足元のホイールハウスの干渉も避けられるというメリットもあった。

左右に乗車する人はホイールベースの中に入ればよいため、「2シーターの長さで3人乗りが出来たのです」といい、これが最大のPIVOらしさだと語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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