【シボレー ソニック 試乗】ザ・アメリカンではないけれど…竹岡圭

試乗記 輸入車
シボレー ソニック
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これまでのシボレーというと、カーズにトランスフォーマー。つまり『コルベット』や『カマロ』など、ザ・アメリカン的なものが多かったけれど、新生GMとなり、シボレーも100周年を迎えたということで、今年になってからいわゆる一般的に親しみやすいモデルが入ってきました。

とはいえ、『ソニック』のデザインはかなりユニーク。「ワイルド・コンパクト」ハッチバックというキャッチコピー通り、インパクト絶大なんです。しかもチリ(スキマ)がバッチリ合ってて、質感も高い。否が上でも期待が高まります。

その期待感は、ドライバーズシートに座っても裏切られることがありませんでした。スイッチ式のMTシフトの6ATを含め、使いやすいかどうかはさておき、とにかくユニークなのがイイ!と思える力強さがあるんですよね。

今回の試乗車はまだ400kmしか走っていないこともあり、少々乗り味がカタメだったけれど、いちばんグッときたのはハンドリング。舵角少な目でライントレース性が高いという、最近のアメ車ライクな味付けは、狭いところをチョコチョコ走るコンパクトカーとして、なかなか的を射た感じ。オマケに、小回り性がかなり高いところも嬉しいポイントです。

安全装備なんかは全部付きで189万円~という価格設定も、なかなか魅力的ですゾ。人とは違うコンパクトカーが欲しい!という人には、是非是非オススメです。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフを楽しもう!」「クルマとエコと生活と」をモットー&テーマに、自動車専門誌を中心に、女性誌、TV、新聞、ウェブなどさまざまな媒体で、「世界中で 書いて・喋って・走って」活躍する女性モータージャーナリスト。ラジオのパーソナリティ、TVのワイドショーやバラエティ番組にも出演する。インプレッションのほか、チャイルドシートやカーグッズ、クルマ旅行など、カーライフ全般を女性の視点からレポートする。国や都道府県、高速道路会社等の審議会や委員会の委員を兼任。自動車大学校の特別講師も務める。モータースポーツでは、ドライバーとして耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦する。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

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