トヨタ自動車が、12月に開催される東京モーターショー11で初公開予定の新型FRスポーツ、『FT-86』。同車が、正式発表前の15日に、ドイツで開催される耐久レースに参戦する。
これはドイツのVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)が、公式ホームページで明らかにしているもの。15日に行われる第9戦のエントリーリストに、「トヨタFT-86」の名前が記載されているのだ。
このFT-86、トヨタのワークスチーム、GAZOO RacingがVLNのSP3クラス(排気量1750-2000ccの自然吸気エンジン搭載)に投入する1台。ドライバーは、影山正彦選手とトヨタ自動車の開発ドライバー、高木実選手の2名が担当する。カーナンバーは「258」。
レース仕様のFT-86は、大型リアスポイラーなどの空力パーツをはじめ、ロールケージやバケットシートなどを採用しているもよう。果たしてFT-86は、15日のレースデビューで、どんな結果を残すだろうか。