米国で2012年モデル(日本では2011年モデル)として、最大出力を480psから530psへ引き上げた日産『GT-R』。その2013年モデルでは、さらなるパワーアップが計画されているようだ。
これは25日、北米の日産GT-Rオーナーズクラブ、『NAGTROC』がウェブサイトに掲載したもの。同サイトによると、日産自動車はこのほど、ドイツ・ニュルブルクリンクにおいて欧州のメディア向けイベントを開催。その席で、2013年モデルのGT-Rの内容が明かされたという。
注目すべきは、3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンのいっそうのパワーアップ。2013年モデルでは最大出力が570psと、現行の530psから40psもの上乗せが図られるというのだ。
このパワーアップは、主にエンジンコンピューターの設定変更や、吸排気系の見直しによるもの。また、サスペンションやトランスミッションの熟成や、エアロダイナミクス性能の引き上げも行われるという。
2007年のデビューから、約4年。GT-Rの進化は、とどまるところを知らないようだ。