プジョーは、未来の高級MPVを示唆したコンセプトカー『HX1』を、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11で初公開した。
HX1のボディサイズは、全長4954×全幅1990×全高1373mm。エアロダイナミクスを徹底追求したフォルムは、Cd値0.28を達成。長くワイドでありながら、背が低いのが特徴だ。フロントマスクは、新世代プジョーに共通するデザインを採用する。
室内へのアクセスも未来的。サイドドアが、前後ともスーパーカーのように上方へ大きく開くのが目を引く。インテリアはレザーやウッド、アルミなど、上質な素材を厳選。後席には、ミニバーやコーヒーマシンが備えられる。
パワートレインは、プジョーが推進する「ハイブリッド4」のプラグイン版。エンジンが前輪、モーターが後輪を駆動する4WDとなる。欧州複合モード燃費は31.2km/リットル、CO2排出量は83g/kmと、優れた環境性能を実現している。