【フランクフルトモーターショー11】ジャガーの新型スポーツカーコンセプト、C-X16 はハイブリッド

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ジャガーC-X16(プロダクションコンセプト)
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英国ジャガーカーズは9日、市販を前提としたスポーツカーコンセプト、『C-X16』の概要を明らかにした。実車は13日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー11で披露される。

C-X16は、『XK』の下に位置する新型スポーツカーを示唆した1台。ボディサイズは、全長4445×全幅2048×全高1297mm、ホイールベース2622mm。1954年に発表された『XK120』以来、最もコンパクトなジャガーとなる。

新開発のアルミ製シャシーには、ハイブリッドパワートレインを搭載。エンジンは新世代V型6気筒ガソリンをスーパーチャージャーで過給したユニット。3.0リットルの排気量から、最大出力380ps、最大トルク45.9kgmを引き出す。

モーターは、最大出力95ps、最大トルク24kgmを発生。二次電池は蓄電容量1.6kWhで、シート後方にレイアウトされ、前後重量配分50対50を実現した。モーターと一体設計のトランスミッションは8速ATで、後輪を駆動する。

F1マシンのKERSと同様、モーターのパワーは、ステアリングホイールのスイッチ操作で必要な時に引き出すことが可能。その効果もあって、0-100km/h加速は4.4秒、最高速は300km/hという優れたパフォーマンスを発揮する。

短距離だが、モーター単独で80km/h走行が可能なEVモードも備える。ジャガーによると、CO2排出量は165g/kmと、スポーツカーとしては異例の環境性能を実現しているという。

《森脇稔》

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