トヨタテクノクラフトは、レクサスの高性能スポーツセダン『IS F』の一部改良にともない、TRDブランドとして初のレクサス向けスポーツパーツ「サーキット・クラブ・スポーツ・パーツ」を設定。8月24日より販売を開始した。
サーキット・クラブ・スポーツ・パーツは、サーキットでの走行を想定し、IS Fのパフォーマンスと走る歓びを更に高めるものとして開発。各部に設定されたドライカーボンをはじめとする軽量化パーツを装備することで、車両重量の増加を最大限抑えながらも、より高次元での運動性能と乗り心地を両立させた。
CFD(Computational Fluid Dynamics=数値流体力学)解析、実車での風洞実験、サーキットを含めた厳しい条件下での徹底した走り込みを行い、TRDの持つモータースポーツテクノロジーを余すところ無く注入・開発したという。
エクステリアでは、カーボンフードやフロントとリアに設定されるカーボンスポイラーなど、シャシー回りでは専用の減衰力調整式/固定式サスペンションキット、スタビライザーほか、マグネシウムまたはアルミニウムの軽量鍛造ホイールセットなど、ボディ関係では、パフォーマンスダンパーやチタンマフラーなど、あらゆるパーツを用意した。
それぞれ単体でのセッティングも可能だが、TRDでは「本来の性能を100%満足してもらうため」として、推奨パッケージを3種類設定する。
内外装と足回りのパッケージである「ステージ1」が358万6485円。ステージ1にホイールセット、LSDなどを追加した「ステージ2」が467万6385円、TRDが考える最高のパフォーマンスパッケージ「ステージ3」が556万8885円となっている(全て税込み価格)。