2011年シーズン、19戦中11戦を終えた時点でレッドブルに大きくリードを許しているマクラーレン。ドライバーズチャンピオンシップで85ポイント、コンストラクターズで103ポイントとの大差を縮めるためには、「リスクを冒して挑むことが不可欠だ」とマクラーレンのマネージングディレクター、ジョナサン・ニールはコメントしている。
「レッドブルの後塵を拝している以上、あえてリスクに賭けるべきだろう。マシンに対しても、ドライバーに対しても。勝利への情熱に燃えるドライバーたちだけに、熱くなりすぎてミスを犯すリスクは高くなるかもしれない」
「成功する場合もあれば、失敗する場合もあるだろう。だがF1はただ眺めているだけで勝てるような甘い世界ではない。躊躇しているようでは遅いんだ。2戦連続で優勝しているのだから、これからもできるはずだよ」とニールはコメントしている。