全体相場は大幅続落。
欧州財政不安の再燃に対する不安、欧米市場の下落、為替円高など悪材が重なり、輸出関連株を中心に売りが先行。
平均株価は前日比143円61銭の9952円92銭と、5日以来1週間ぶりに1万円大台を割り込んだ。
円相場が、対ドルで1ドル=80円台前半、対ユーロで1ユーロ=111円台に上昇したことを嫌気し、自動車株は全面安。
日産自動車が19円安の852円と反落。トヨタ自動車が65円安の3355円、ホンダが80円安の3170円と続落した。
軒並み安の中、いすゞが2円高の387円と反発。大手証券が新興国向けトラック需要の拡大見込みなどから投資判断を引き上げ、目標株価を従来の340円から470円に修正。業績拡大を期待した買いを集めていた。