全体相場は反落。先週末の米国市場が、雇用統計が市場予想を下回ったことから反落。為替円高も加わり、輸出関連株を中心に売りが先行した。上海市場の堅調な動きが下支えしたが、平均株価は前週末比68円20銭安の1万0069円53銭と反落して引けた。
円相場が1ドル=80円台に上昇したことを嫌気し、自動車株はほぼ全面安。
ホンダが10円安の3250円と反落。主力の自動車部門が、事業別営業損益の公表開始後初の営業赤字となる、と一部で報じられたことが嫌気売りを誘ったもよう。トヨタ自動車も25円安の3420円と反落。
軒並み安の中、日産自動車が1円高の871円と小幅ながら続伸。ダイハツ工業が4円高の1318円と反発した。