25〜26日、「第39回ニュルブルクリンク24時間レース」がドイツで開催された。マンタイレーシングのポルシェ『911GT3 RSR』(マルク・リエブ/ルーカス・ルーア/ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマ選手組)が、2009年以来、2年ぶりの総合優勝を達成している。
レースは純プライベーターの伏兵、フェラーリ『458GTC』が、ポールポジションからスタートという展開。しかし、レース中盤に首位に立った18号車、マンタイレーシングのポルシェ911GT3 RSRが、終始安定した走りを見せ、トップでチェッカーを受けた。
また、BMW、アウディ、メルセデスベンツのドイツ3メーカーが、熾烈な2位争いを展開。その結果、2010年の同レース覇者、1号車のBMW『M3 GT』が総合2位でゴール、E1-XP2クラスを制している。
アウディ『R8 LMS』は3〜5位という強さを発揮。6〜7位はメルセデスベンツ『SLS AMG GT3』。ポールスタートのフェラーリ458GTCは8位でレースを終えている。