【日産 ラフェスタハイウェイスター 新型発表】単なるOEMではない

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日産ラフェスタハイウェイスター
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日産自動車が15日に発売した『ラフェスタハイウェイスター』。日産のミニバンシリーズでエアロパーツなどを標準装備する上級グレード「ハイウェイスター」仕様とすることで、『プレマシー』との差別化がされている。

日産自動車商品企画部の富岡保氏は「ラフェスタハイウェイスターは、このセグメントで一番求められている、スタイリッシュなスタイルと機能性とを両立したものを提供します」。

「導入にあたっての変更点も、軽自動車のOEMより拡大し、フロントバンパー、ボンネットフード、ドア4枚、リアバンパーのカラード化やフィニッシャーの採用など、プレマシーをベースにいろいろな差別化を施しており、プレマシーの量販モデルからすると上級仕様の設定となります」。

「一方で、機能性や取り回しの良いミニバンをリーズナブルな値段で欲しいというお客様には、ラフェスタJOYを継続販売することで、幅広いお客様のニーズを2つのモデルでカバーしていきたい」と語る。

それぞれの価格を比較すると、プレマシーが179万9000〜231万4000円、ラフェスタJOYが179万3400〜205万2750円であるのに対して、ラフェスタハイウェイスターは199万1850〜248万3250円と、上級ゾーンをカバーしている。

プレマシーとラフェスタの差別化に加えて、現在一番売れているミニバンのホンダ『フリード』への対策としては、マツダは価格面で対抗するべくエントリーモデルを用意し、日産はラフェスタJOYを継続販売する。ラフェスタJOY、プレマシー、ラフェスターハイウェイスター、それぞれのモデルで棲み分けがおこなわれており、単なるOEM供給でないことが解る。

富岡氏は「今回、これだけの差別化を図ることでカニバリゼーションの懸念もなくなり、我々が多く台数を販売することでマツダさんとの相乗効果が得られるのではないかと、考えております」とコメントしている。

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