J.D.パワー・アンド・アソシエイツは15日、インド自動車耐久品質調査の結果を明らかにした。
調査はインド国内において、2007年7月から2008年9月の間に新車を購入したユーザーが対象。質問項目は、内外装の品質、動力性能、維持費などで、インドで販売されている47車種、総計6304名のユーザーから回答を得た。
調査結果は、100台当たりの不具合指摘件数を表すPPという単位を使用。この数値が少ないほど、顧客の満足度が高いことを意味する。7カテゴリーの上位2-3車の結果は以下の通り。
コンパクトカー
1:スズキ・ゼン エスティロ(143PP)
2:シボレー・スパーク(147PP)
3:スズキ・ワゴンR(170PP)
プレミアムコンパクト
1:シュコダ・ファビア(136PP)
2:スズキ・スイフト(168PP)
エントリーミッドサイズカー
1:スズキ・スイフトDZire(133PP)
2:フォード・アイコン(161PP)
ミッドサイズカー
1:ホンダ・シティ(114PP)
2:スズキ・SX4(115PP)
プレミアムミッドサイズカー
1:ホンダ・シビック(104PP)
2:トヨタ・カローラ(107PP)
MUV/MPV
1:トヨタ・イノーバ(152PP)
2:シボレー・タベーラ(238PP)
SUV
1:フォード・エンデバー(126PP)
2:ホンダ・CR-V(149PP)
インドで最大シェアを誇るスズキの現地法人、マルチスズキが、コンパクトカーとエントリーミッドサイズの2部門で首位。ホンダも、ミッドサイズカーとプレミアムミッドサイズカーの2部門を制した。トヨタもMUV/MPV部門で1位。日本メーカーが全7部門中、5部門でナンバーワンという日本車優位の結果となった。