フォルクスワーゲングループは14日、2011年1〜5月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループの総販売台数は209万台と、初めて200万台を突破。前年同期比は12.2%増を記録した。
フォルクスワーゲンの乗用車部門の市場別販売は、ドイツが前年同期比3.6%増の24万8800台。ロシアは3万4400台で、前年同期比は99.1%増と大きく伸びた。
また、北米は前年同期比19.7%増の19万4600台をセールス。中国(香港を含む)は15.3%増の71万4200台で、フォルクスワーゲンにとっては引き続き欧州を上回る最大市場だ。
5月単月の世界販売は、前年同月比16.1%増の43万6400台。フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「販売は5月も好調。1〜5月としては新記録だ」とコメントしている。