フォードモーターは9日、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、EVの北米における生産能力を、2013年までに現行の3倍に引き上げると発表した。
同社は現在、米国ミシガン州ウェイン工場で、ハイブリッド車の『フュージョン』と『エスケープ』などを、年間3万5000台生産中。また、年内には『フォーカス』のEV、2012年には『C-MAXハイブリッド』と同車のプラグインハイブリッド車、『C-MAX ENERGI』を北米市場に投入することが決定している。
今回の生産増強は、これら次世代環境対応車の北米投入に備えるもの。ミシガン州の組み立て工場では、2013年までに現行の3倍、年間10万台以上へ環境対応車の生産能力が引き上げられる。
フォードモーターのジム・ファーレー販売担当副社長は、「我々は、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、EVと、顧客の好みに応じた環境対応車のラインナップを強化していく」と語っている。