現在、EVの『i-MiEV』を販売中の三菱自動車。同社が2012年以降、相次いでプラグインハイブリッド車(PHV)の市販を計画しているようだ。
これは9日、オーストラリアの自動車メディア、『Go Auto』が報じたもの。メルボルンで開催されたi-MiEVの現地発表会において、同メディアの取材に応じた三菱モータースオーストラリアのポール・スティーブンソン副社長は、「2013年に導入する次期『アウトランダー』に、プラグインハイブリッド仕様を設定する予定だ」と話したという。
さらに2013年に先駆け、2012年には、次期『ASX』(日本名:『RVR』)にPHVを用意する計画もあるとのこと。2013年に登場する次期アウトランダーのPHVは、2009年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー、『PX-MiEV』の市販版になると見られる。
2012年以降、三菱が一気にPHV攻勢に出る可能性が出てきた。まずはSUVのカテゴリーで、同社の環境技術をアピールする戦略のようだ。