アウディが、代替燃料車の開発を加速する。今度は、次世代の天然ガス(CNG)車の早期市販を目指す方針を表明した。これは13日、ドイツ・ハンブルクで開催中の「グリーンキャピタル2011」において、アウディが明らかにしたもの。「e-ガス」と呼ばれる新プロジェクトだ。e-ガスとは、天然ガス(CNG)のこと。アウディは2008年、『A5』をベースにしたCNGのテストカーを披露。今回はこれとは異なる次世代のCNG車となり、新たにe-ガスを名乗る。アウディは、『A3スポーツバック』をベースにしたe-ガスのテストカーを初公開。2011年の半ばから、ドイツの複数のパトーナーと共同で、実証実験を開始する。パワートレインの詳細は公表されていないが、直列4気筒ターボの「TFSI」エンジンが基本。アウディによると、「TCNG」と名づけられた天然ガスエンジンを2013年、市販車に搭載する予定だという。同社のミハエル・ディック技術担当取締役は、「我々が目指すのは、カーボンニュートラルなモビリティの実現」とコメントしている。
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