スズキは10日、2011年3月期決算を発表した。その席上、鈴木修会長兼社長は二輪事業について説明した際、真っ先に詫びた。というのも、昨年5月の決算で二輪事業の赤字211億円について聞かれ、「今期(2011年3月期)は赤字をゼロに持っていく」との方針を示したが、結果は108億円の赤字となり、言ったことを実行できなかったからだ。そのうち、56億円が為替による差損だったが、「それでも52億円残ったことは事実です」と述べ、ミスがあったことを打ち明けた。「以前、私が申し上げたときは、営業政策の失敗がアジアを中心にあったと考えていましたが、分析すると、商品計画の失敗もあった。それから欧州と北米で、在庫処理に時間がかかってしまった」と鈴木会長。ただ、1~3月の状況を見ると、ベトナム、フィリピン、インドネシア、インドが黒字基調となり、欧州と北米についても在庫処分の見通しがつき、「今期(12年3月期)はいける」とのこと。二輪事業の赤字は今度こそ解消される見通しだ。
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