上海モーターショー2011は開幕前日の18日、内外のメディア関係者のプレス証発行が始まるなど、最終の準備に入った。筆者も登録後に会場内を下見し、その際、トヨタ自動車ブースで、豊田章男社長にばったり出会った。トヨタはこれまで、中国本部長の佐々木昭専務が19日のプレスデーでプレゼンテーションする予定だった。会場を下見中の豊田社長に声をかけると「明日はトヨタについては私がやります」と語った。日本では今週からようやく全工場での生産が再開されるなど、東日本大震災からの復興対策に追われる日々だったが、世界最大市場でのモーターショーだけに、自ら報道陣にアピールすることとした。豊田社長は筆者に「どの車が面白そうですか」と逆取材するなど、各社の新モデルの情報収集にも余念がないところを見せていた。
イード、「上海モーターショー2025」現地取材レポートを発表 ~EV技術は人型ロボットへ、日系メーカーは巻き返しなるか~ 2025年5月26日 今年の4月23日~5月2日に中国・上海で開催された「上海モーター…