日産『リーフ』とGMのシボレー『ボルト』。米国では何かと比較されがちな両車の累計販売台数が出そろった。
昨年末の発売以来、両車の米国での累計販売台数は、リーフが173台、ボルトが928台。ボルトがリーフに5倍以上の差をつけた。ボルトは昨年末の発売時と比較して、米国での販売エリアを順次拡大しており、それが巧を奏した形となった。
しかし、日本を含めると、この結果は逆転する。自販連の調べによると、リーフの国内累計販売台数は3484台。これに米国分を合わせると3657台となり、リーフがボルトに4倍近い差をつけているのだ。
この結果を見ると、自国での人気はリーフの方が上といえるが、両車は近い将来、ともに欧州市場への投入を計画。果たして、車に対して厳しい選択眼を持つとされる欧州の顧客には、どちらが支持されるだろうか。