【ジュネーブモーターショー11】VWの未来…ジウジアーロ、小型PHVスポーツを公開

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ジウジアーロ VW テックス
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フォルクスワーゲンに隣接する場所にブースを構えたイタルデザイン・ジウジアーロ。フォルクスワーゲングループの傘下に入って以降、初のコンセプトカーを披露した。

そのひとつが、『テックス』(TEX)。テックスとは、1948年にイタリアで刊行された人気漫画シリーズに由来するネーミングだ。

テックスは、欧州Aセグメントに属する小型2ドアクーペのスタディモデル。『シロッコ』をコンパクトにしたようなフォルムが特徴で、全長は4000mmを切り、全幅は1750mm、全高は1355mm。『ポロ』(全長3995×全幅1685×全高1475mm)と比較しても、全長はほぼ同じだ。

プラットホームは、フォルクスワーゲングループが2012年に導入予定の次世代「MQB」を採用。このMQBは、ガソリン、ディーゼルはもちろん、ハイブリッド、LPG、CNG、燃料電池と、さまざまなパワートレインの搭載を可能にするフレキシブル性を持つ。

テックスの場合、「ツインドライブ」と呼ばれるプラグインハイブリッドを搭載。1.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに、モーター(最大出力 116ps)を組み合わせる。エンジンとモーターを合わせた最大トルクは40.8kgmと力強い。

トランスミッションは、パドルシフト付きの7速DSG。0‐100km/h加速6秒、最高速220km/hとパフォーマンスは優秀だ。EVモードでは、最大35kmゼロエミッション走行できる。

イタルデザイン・ジウジアーロのファブリツィオ・ジウジアーロ氏は、「我々はこのテックスで、未来のフォルクスワーゲンスポーツの形を提示した」とコメントしている。

《森脇稔》

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