ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は1日、「2011ワールドカーデザインオブザイヤー」の最終選考8台のリストを公表した。
2011ワールドカーデザインオブザイヤーは、2010年に発売された新型車の中から、優れたデザインを持つ車に授与されるもの。世界25か国、約60名のジャーナリストに、5人のデザインエキスパートが加わり、審査が行われる。
2011ワールドカーデザインオブザイヤーのファイナリスト8台は以下の通り。
●アルファロメオ・ジュリエッタ
●アストンマーチン・ラピード
●アウディA7スポーツバック
●シトロエンDS3
●フェラーリ458イタリア
●ホンダCR-Z
●キア・スポーテージ
●日産ジューク
日本車では、ホンダ『CR-Z』と日産『ジューク』がノミネート。どちらも斬新なデザインという点で共通点がある。スーパーカーでは、アストンマーチン『ラピード』とフェラーリ『458イタリア』が残った。同賞ノミネート常連のシトロエンは、今回は『DS3』だ。
2011ワールドカーデザインオブザイヤーは、3月のジュネーブモーターショーで3台に絞り込まれ、4月のニューヨークモーターショーで最終決定。過去の同賞受賞車は、10年がシボレー『カマロ』、09年がフィアット『500』、08年がアウディ『R8』、07年がアウディ『TT』、06年がシトロエン『C4』と、欧州車が圧倒的有利。果たして、今年は……。