【新聞ウォッチ】ホンダ、新卒採用に“ライダー枠”

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年11月25日付

●北朝鮮砲撃、民間人2人死亡、軍施設建設現場、死者4人に(読売・1面)

●補正予算あす採決、与野党合意、参院予算委今国会成立へ(読売・1面)

●国、ガソリンスタンド支援へ、廃業相次ぎ「過疎化」進む(読売・10面)

●米政府、GM株売却で9700億円(読売・10面)

●名古屋市議会リコール、有効署名足りず、不成立の公算大(朝日・1 面)

●環境税「ガソリン価格上昇回避を」民主PT石油石炭税1.5倍提示(毎日・6面)

●レアアース調達分散化へ一歩、豪から確保「脱中国」目指す(毎日・7面)

●マツダ、低燃費車で成長模索、フォードとの提携は「継続」(毎日・7面)

●ホンダ新興国「照準」新卒採用に二輪専門枠(産経・10面)

●菅内閣支持23%に下落、自民が民主を逆転、全国世論調査(東京・1面)

●アイ・ミーブ5000台、生産1年半で達成(東京・9面)

●北朝鮮、欧州財政、米景気、市場不安くすぶる、ユーロ一時110円台(日経・5面)

●NHK、次期会長選び本格化、外部招へい道狭まる(日経・9面)

●リニア、有料で体験乗車、JR東海、13〜14年度に実施(日経・11面)

●超電導線2社が増産、エコカーなど需要増、生産コスト、過去7年で半減(日経・11面)

●世界の自動車大手、欧州・韓国勢の回復目立つ、7〜9月純利益(日経・15面)


ひとくちコメント

過去最低の内定率など就職活動を取り巻く環境の厳しさが浮き彫りになっているが、頭を抱えているのは新卒予定の学生諸君ばかりではないようだ。学生の就職ランキングでは比較的人気の高いホンダは2012年春に入社予定の新卒採用で、二輪車事業専門の採用枠を新設するという。

きょうの産経が詳しく報じているが、創業以来の中核事業である二輪車の開発や営業の「スペシャリスト」を養成し、成長著しい新興国や“二輪離れ”が進む先進国で事業拡大と底上げを図る狙いだという。

入社後すぐに、二輪車の車体・エンジン開発や営業、企画の各部門に配属。12年春入社の採用では、技術職と事務職で数十人程度を採用する見込みだそうだ。これまでホンダの新卒採用は、事務、技術系などに分けて一括採用し、入社後に適性や希望を判断した上で、二輪車や四輪車など各事業に配属している。

しかし、産経の記事によると、、二輪車の開発や営業を希望して入社しても別の部署に配属されることもあり、「他の二輪メーカーに転職するケースもあった」(ホンダ)と指摘している。裏を返せば、メインの乗用車やロボットなどの開発や営業を希望しても、二輪に配属されれば、やる気を失い、その果てには有能な人材でも外資系など他のメーカーに流出してしまう恐れもある。

入社時から線引きをする二輪車事業専門の採用枠の新設は、ホンダが二輪のトップメーカーとしてスペシャリストを養成するには有効な手段とも思われるが、“二輪離れ”が進む中で、中高年ライダーの中途採用ならともかく「我こそは」と名乗りを上げる若者ライダーがどれほど集まってくるのかも興味深い。
《福田俊之》

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