フォルクスワーゲングループは19日、2011年から2015年までの5年間に、総額516億ユーロ(約5兆8900億円)を投資すると発表した。
この大型投資の主な目的は、環境対応車の開発促進にある。総投資額のうち、413億ユーロ(約4兆7200億円)を工場などの設備投資に充当。この設備投資の57%は、ドイツ国内で行われる。
413億ユーロの67%に当たる277億ユーロ(約3兆1600億円)は、EVやハイブリッドを含む次世代環境対応車の開発に重点的に投資する。
同社のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「我々は2018年、販売台数で世界第1位の自動車メーカーになる。今回の投資は、そのための重要なステップ」とコメントしている。