トヨタ自動車が21日に発表したブレーキ不具合によるリコール(回収・無償修理)。この問題はホンダにも波及している。
米国ホンダは22日、ホンダ『オデッセイ』(日本仕様とは異なる北米専用車)とアキュラ『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)の合計47万1820台をリコールすると発表した。
これはトヨタと同じ部品メーカーから、ホンダも納入を受けていたためで、ブレーキのオイル漏れを防ぐゴム製パーツに不具合があり、オイルが漏れてブレーキが効かなくなる恐れがあるというものだ。
対象となるのは、いずれも2005〜07年モデルで、オデッセイが約43万3000台、アキュラRLが約3万7000台。日本向けのレジェンドに関しては、すでにホンダは国土交通省にリコールを届け出ている。