トヨタ自動車の友山茂樹常務役員は5日の「スマートセンター」発表会見の席上、このシステム導入による家庭でのCO2(二酸化炭素)排出量は「世帯当たり75%削減を目指したい」と語った。
スマートセンターでは、住宅に太陽光発電や蓄電池、給湯器などを設備し、自動車もプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)といった蓄電型車両を組み合わせて制御・運用する。
CO2の排出量は、太陽光発電設備の容量や、家電などの電力消費が家庭によって異なるため、ばらつきは出るものの、友山氏は4分の1程度への削減は可能との見方を示した。