ダイハツ工業は2日、『ムーヴ』、『ミラ』計2車種のリヤコンビネーションランプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1995年8月2日~2000年7月31日に製作された58万1192台。
リヤコンビネーションランプの方向指示器の橙色レンズの耐候性が不十分なため、長期間にわたり強い日射にさらされると徐々にレンズの色が褪色し、そのまま白色バルブの使用を続けると灯光の色が保安基準に適合しなくなるおそれがある。
全車両、方向指示器のバルブを橙色バルブと交換するとともに、以後は橙色バルブを使用する旨のラベルをリヤコンビネーションランプ裏面に貼付する。なお、部品の供給に時間を要するため、全使用者にレンズの褪色現象について周知し、準備でき次第措置する。
不具合発生件数は6件で、軽自動車検査協会からの指摘で分かった。事故は起きていない。