【マツダ プレマシー 新型発表】誘惑する才気

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プレマシー新型
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新型マツダ『プレマシー』のデザインを担当したデザイン本部デザイン戦略スタジオチーフデザイナーの田畑考司さんは、2代目(先代)のデザインも担当している。「2代目をかなり進化させるということもあるので、適任者ではないかと引き受けました」とその気持ちを語る。

「2代目はスライドドアや新しいシートアレンジと、賢いミニバンということでデビューしました。そのデザインはしっかりした作り込みとスマートさ、誰が見てもカッコいいという方向でデザインしました」と当時を振り返る。

新型ではそれを踏まえたうえで、「マツダのデザインキーワードである“Athletic and Sporty”、“Exotic and Emotional”や“Elegant”、“Intelligent”など賢さを追求したデザインに加え、かなり個性的な“Turns heads”や未来的な“Sci-fi”などのキーワードでデザインしました」という。

新型のデザインコンセプトは“Seductive smartness 誘惑する才気”である。これについて田畑さんは、「モデルなど見た目のきれいな人が、実は一流大学出身だったりや様々な資格を持っているような、非常に魅力のある人を思ってもらいたい」と話す。

そして、これまでマツダでは “NAGARE”という自然界の水や風の「流れ」の美しさをモチーフとする造形をいろいろトライしてきており、2006年あたりからショーカーでトライしている。それを新型プレマシーでは量産車として初めて本格的に採用した。

「新しいものにチャレンジしようとしたのです。水の流れとして環境にクリーンな様子とともに、ひと目見た人が思わず振り返るような魅力を持つ、斬新で美しいデザインを実現しました」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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