【VW クロスポロ 新型発表】SUVテイストと走りを感じさせるアンマッチ感

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2代目となった新型『クロスポロ』の最大の特徴はエクステリアにある。マーケティング本部部長の正本嘉宏さんは、「アクティブで遊び心あふれるスタイリングが特徴的」という。

具体的には「フロントバンパーからボディサイド、リアにまでつながるブラックアウトされたエクステンション。これを見るだけで普通のポロとは違うクルマと認識できるでしょう」とベースとなった『ポロ』との違いを語る。

そして細かいところでは「フロントとリアバンパーの先端の下側にシルバーのエクステンションが付いており、これはSUVなどにあるストーンガード的なものをモチーフにしたものです」とし、また、ドアミラーやルーフレールもシルバーにしていることで、「SUVライクな出で立ちを持っているクルマといえるでしょう」という。また、車高も通常のポロより15mmほど上げられている。

しかし、SUVというとオフロード的な印象を持つが、クロスポロはそれとは逆の面白い特徴を持っているという。「クロスポロのタイヤは偏平率の高い(215/40)スポーツカーのようなタイヤに17インチの専用のアルミホイールを履いています。このSUVと走りを感じさせる足周りというアンマッチ感が『クロスポロ』の大きな魅力といえるでしょう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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