2代目となった新型『クロスポロ』の最大の特徴はエクステリアにある。マーケティング本部部長の正本嘉宏さんは、「アクティブで遊び心あふれるスタイリングが特徴的」という。
具体的には「フロントバンパーからボディサイド、リアにまでつながるブラックアウトされたエクステンション。これを見るだけで普通のポロとは違うクルマと認識できるでしょう」とベースとなった『ポロ』との違いを語る。
そして細かいところでは「フロントとリアバンパーの先端の下側にシルバーのエクステンションが付いており、これはSUVなどにあるストーンガード的なものをモチーフにしたものです」とし、また、ドアミラーやルーフレールもシルバーにしていることで、「SUVライクな出で立ちを持っているクルマといえるでしょう」という。また、車高も通常のポロより15mmほど上げられている。
しかし、SUVというとオフロード的な印象を持つが、クロスポロはそれとは逆の面白い特徴を持っているという。「クロスポロのタイヤは偏平率の高い(215/40)スポーツカーのようなタイヤに17インチの専用のアルミホイールを履いています。このSUVと走りを感じさせる足周りというアンマッチ感が『クロスポロ』の大きな魅力といえるでしょう」と語った。