三菱自動車、JTB、オリックス自動車の3社は、移動に電気自動車(EV)を使って世界自然遺産の屋久島を学ぶパッケージツアー「地球にやさしい旅 屋久島ステイ3日間」を共同開発、JTBが6月11日から販売を開始した。
3社は鹿児島県と協力し、観光を活用して環境問題に取り組むためのツアーを企画した。
ツアーでは、三菱のEV『i-MiEV』をオリックスがレンタカーとして貸与し、屋久島の大自然をドライブしてもらう。滞在2日目には屋久島の原生林を歩く「白谷雲水峡トレッキング(半日コース)」を実施、参加1家族につき1人の専属ガイドが付く。
映画「もののけ姫」のイメージにもなった世界自然遺産の屋久島の自然を満喫しながら、ゼロエミッションであるi-MiEVを利用することで、親子でエコな旅を意識してもらうのがねらい。
i-MiEVは3台用意する。旅行代金は9万8800~15万9800円。ツアー設定期間は8月1日〜9月30日。
また、鹿児島県では、屋久島でのツアー利用者を対象としたEV利用アンケート調査を実施し、その結果を今後の屋久島でのEV普及促進に役立てる方針だ。