BMW 1シリーズ 全車の燃費を向上

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1シリーズ 5ドア
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BMWジャパンは、エントリーモデル『1シリーズ』全車の燃費を向上して5月25日から販売開始した。燃費を気にするユーザーが増えているため、『3シリーズ』に続いて1シリーズも燃費を改善して販売を促進する。

今回の改良では、「116i 5ドア」、「120i 5ドア」、「120iクーペ」、「120iカブリオレ」に搭載の直列4気筒エンジンに、最大200気圧に加圧された燃料を筒内に直接噴射する高精度ダイレクト・インジェクション・システムと希薄燃焼テクノロジー(リーンバーン)を採用、出力とトルクを向上しながら燃料消費率を最大で約25%アップした。

「135iクーペ」に搭載される直列6気筒エンジンには、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーと高精度直噴システム、無段階可変バルブ制御テクノロジーのバルブトロニックを組み合わせた。これにより従来のエンジンと同等の最高出力と最大トルクをより幅広い回転域で発生しながら、約15%の燃費向上を実現した。

また、135iクーペのオートマチック・トランスミッションをダブル・クラッチトランスミッションに変更し、素早く、動力の中断の無い変速動作を可能にし、ATの快適性と、MTのダイナミックな加速と高い燃費を両立する。

このほか、1シリーズには、減速時に放出されていた運動エネルギーを電力に変換させる「マイクロ・ハイブリッド・テクノロジー(ブレーキ・エネルギー回生システム)」やステアリング操作時のみエネルギーを消費する「電動パワー・ステアリング」、きめ細かい制御でエンジンが必要な燃料のみを供給し無駄なエネルギー消費を抑制する「圧力制御式燃料ポンプ」など、燃費向上に貢献する技術を多数採用した。

価格は116i 5ドアが299万円。

《レスポンス編集部》

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