アストンマーチンは13日、15 - 16日にドイツで行われる「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に、『V12ヴァンテージ』で参戦すると発表した。V12ヴァンテージは、2009年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンを搭載する同社のフラッグシップモデルだ。V12エンジンは、最大出力517ps/6500rpm、最大トルク58.1kgm/5750rpmを発生。0-100km/h加速4.2秒、最高速305km/hの動力性能をマークする。アストンマーチンによると、同社96年の歴史において、最強のパフォーマンスを誇るモデルだという。アストンマーチンは今回、このV12ヴァンテージで、ニュルブルクリンク24時間耐久への参加を表明。2009年の同レースでは、V12ヴァンテージはニアプロダクションクラスで優勝を飾っている。今年のマシンは、エアロダイナミクス性能に磨きをかけ、さらなるダウンフォース獲得が狙われた。すでにアストンマーチンは、新型4ドアスポーツ、『ラピード』のニュル参戦も発表。ドライバーのひとりとして、同社のウルリッヒ・ベッツCEOもエントリーしている。今年は新型ラピードとV12ヴァンテージで、それぞれのクラス優勝を狙うアストンマーチン。同社のモータースポーツ活動を統括するデビッド・キング氏は、「5度目の挑戦も厳しいレースになりそうだが、準備は万端」とコメントしている。
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