ダイムラー社は11日、同社がメルセデスベンツ車用に開発する安全システムの一環としての“運転自動化技術”を、シュツットガルトの本社近くに位置するジンデルフィンゲン工場の敷地内で行われた「TecDay」の中で初披露した。
前日開催の新型V型エンジンのワークショップに引き続いてのイベント。
およそ3年前から構想が練られ、すでに1年半ほど前から実際に採用をされているというこの運転自動化技術は、主として走行テストを行うテストドライバーの負担や危険の軽減を目的に開発されたもの。
当日は、システム概要の説明の他、『Sクラス』と旧型『Eクラス』に同技術を搭載した試験車を用いての、テストコースでの“実演走行”も行われた。