BMWが20日に日本導入を発表した『X1』のサイドビューには3つの独特なラインがある。
BMWマーケティングディビジョン、プロダクト・マネジメントの金田雅志さんはまず、「ドアハンドル上をリアへと力強く上昇するショルダーライン。そして、リアに向けてわずかに上昇するドアシルラインとの組み合わせが、ダイナミックなウェッジシェイプを構成しています」と新型『5シリーズ』などと共通のキャラクターラインを説明する。
そして、この2つのキャラクターラインの間にX1独特のキャラクターラインがある。それは「フロントドアのところでまず下降し、そこからわずかに上昇しながらリアホイールハウスの直前でダイナミックに上昇し、サイドビューに特別なアクセントを加えてい」るラインだ。
「このキャラクターラインの向かう先に、BMWの造形的特徴であるホフマイスターキンク(リアピラーの屈曲)があります。これがキャラクターラインとウインドウを視覚的に一体化させ、X1に俊敏でコンパクトな印象を与えているのです」とその効果を語った。