23日に開催した北京モーターショーでトヨタ自動車の内山田竹志副社長がスピーチした。品質問題で中国の消費者に迷惑をかけたことを詫び、中国合弁企業のパートナーたち(写真)とともに品質管理チームを作って再発防止に努めることを約束した。
2010年の販売目標は昨年の71万台以上を目指すと、控えめな目標を掲げたいっぽう、「今後も最新技術の車を中国に投入し、開発も中国で行っていく」とした。
「私は初代『プリウス』のチーフエンジニアとして、プリウスの初の海外生産の場所が中国であることはとても嬉しい。4月14日からは広汽トヨタで『カムリハイブリッド』の生産も始めた。安心、安全、人材育成をモットーに中国の消費者に受け入れてもらう努力をしてゆく」
今回トヨタは、カムリハイブリッド、プリウスのほか、「プリウスPHV」、『FT-CH』、『FT-EV II』、『FCHV-adv』の6車種の環境カーを展示した。また『ランドクルーザープラド』、『アルファード』、『FT86』、レクサス『LFA』、プリウスPHV、FT-EV II、FT-CHが中国初公開だ。