日産自動車のカルロス・ゴーン社長は7日夜、横浜市の日産本社とベルギーを結んだテレビ会見を行い、ダイムラーとの提携の経緯について「1年前にダイムラー側からアプローチがあった」と明らかにした。ダイムラーがコンパクトカー『スマート』の次期モデルを開発するに当たり、「協力できる可能性」について打診してきたという。協議の結果、ルノーの『トゥインゴ』との共同開発案が浮上。その後「小型商用車などに広がり、日産も入ることになった」(ゴーン社長)との経緯を述べた。会見の冒頭にはダイムラーのディーター・ツェッチェ会長も出席、「一定の分野でのパートナーを探してきたが、アライアンスの実績もあるルノー・日産はパーフェクトにフィットするパートナーだった」と語った。
「今までのルノー車にはないデザイン」6代目となった新型ルノー『ルーテシア』、ファンの注目は“F1由来”の技術 2025年9月11日 ルノーは9月8日、IAAモビリティ2025において、新型『クリオ』(…