米商品格付け調査会社大手のJ.D.パワー・アンド・アソシエーツは、2010年度の米市場ブランド別信頼性調査の結果を発表した。18日に結果が公開された。
同社によれば、トップにたったのはポルシェで昨年の9位からの躍進。ポルシェに続くのはリンカーン、3位にはビュイックと米ブランドが並び、08年まで14年連続トップだったレクサスはビュイックと同点の3位となっている。
またJDパワーのデイビッド・サージェント副社長は「競争が激しくなってきていることから、僅差でこのように順位が入れ替わる」とし、レクサスに問題があったわけではないと指摘している。昨年のトップはビュイックとジャガーで、ジャガーは本年度は24位。
5位以下10位までは、マーキュリー、トヨタ、ホンダ、フォード、メルセデスベンツ、アキュラとなっている。日本車以外のアジアブランドとしては、ヒュンダイが11位に食い込んでいる。
この調査対象となっているのは計36種のブランドで、2007年型車両を新車から3年間所有し続けているユーザーへ、8種の調査項目への聞き取り調査を行ったうえで各項目に評点を与え、その総合評価で順位を決定している。