【東京モーターサイクルショー10】KTM、ゼロエミッションバイクを公開

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KTMは26 - 28日に東京ビッグサイトで行われる「第37回東京モーターサイクルショー」において、コンセプトバイク2台を世界初公開する。排ガスをまったく出さないゼロエミッションの2輪車だ。

KTMはオーストリアの2輪メーカー。2008年3月のジュネーブモーターショーでは、『X-BOW』を発表し、4輪スポーツ市場に参入した。X-BOWは2シーターのオープンスポーツカーで、車重わずか700kgの軽量ボディに、アウディ製の直噴2.0リットル直列4気筒ターボ「TFSI」(240ps)を搭載。フォーミュラマシンさながらのスタイルを採用し、超刺激的な走りが楽しめる。

そんなKTMが、2010年の東京モーターサイクルショーでは、本業の2輪車部門で、コンセプトバイク2台を世界初公開。エンジンの代わりにモーターを積むゼロエミッションバイクである。2次電池はリチウムイオンバッテリーだ。

車名は『エンデューロ』と『スーパーモト』。KTMが公表したティーザー写真から判断すると、エンデューロがトラディショナルなスタイルのロードモデル、スーパーモトが17インチタイヤを装着する競技用モデルとなるようだ。

2台のゼロエミッションバイクは、ショー公開の時点ではプロトタイプだが、KTMは近い将来、市販する計画。「READY TO RACE」を理念に掲げるKTMだけに、刺激的なパフォーマンスを備えているのは間違いなさそうだ。

《森脇稔》

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