日産『GT-R』が本格参戦することで話題となっている「FIA GT1世界選手権」。2010年シーズンの開幕を前に、動画共有サイトでは、参戦マシンの華麗な顔ぶれが紹介されている。
2010年のFIA GT1世界選手権は、全10戦を開催。中東アブダビを皮切りに、英国、チェコ、フランス、ベルギー、ドイツ、ポルトガル、南アフリカ、ブラジル、アルゼンチンと、世界各地を転戦する。
参加マシンは、豪華そのもの。アストンマーチン『DBR9』、シボレー『コルベット』、フォード『GT』、ランボルギーニ『ムルシエラゴ』、マセラティ『MC12』と、世界最高峰のスーパーカーが顔をそろえる。
2010年から本格参戦を果たすのが、日産GT-Rだ。駆動方式はFIAの規定により、4WDからFRに変更。エンジンは、市販の3.8リットルV型6気筒ツインターボ(485ps、60kgm)から、北米専用フルサイズSUV、『アルマーダ』やインフィニティ『QX56』用の「VK56DE」型5.6リットルV型8気筒に換装され、最大出力600ps、最大トルク66.3kgmを引き出す。トランスミッションはRicardo製6速シーケンシャルで、トランスアクスルレイアウトを採用している。
2010年のFIA GT1選手権は4月17日、アブダビのヤスマリーナサーキットで開幕する。6メーカーによる世界最高峰のスーパーカーバトルに期待高まる映像は、動画共有サイトで見ることができる。