トヨタオーストラリアは10日、2010年の半ばに新型車『ルークス』(RUKUS)を、オーストラリア市場へ投入すると発表した。
ルークスは、トヨタ『カローラルミオン』と基本的に共通。北米ではサイオン『xB』として販売されているモデルだ。トヨタオーストラリアのマーケティングマネージャー、スコット・トンプソン氏は、「ルークスは、これまでトヨタ車に興味を示さなかった都市部の若い顧客がターゲット」と語る。
トヨタオーストラリアは、新型のティーザー写真を1枚公表。カローラルミオンというよりは、サイオンxBに近い表情が確認できる。エンジンに関しては、xBと同じ2.4リットル直列4気筒ガソリン(160ps、22.3kgm)になるもようだ。
ところでルークスといえば、日本では日産がスズキの軽自動車、『パレット』のOEMモデルとして、2009年12月に発売。日産は『ROOX』と表記する。トヨタのルークスと日産のルークス。販売市場は異なるものの、紛らわしい気がするが…。